教育委員会活動報告

教育委員会 2009年7月24日議事録

日 時2009年7月24日(金)15時~19時半
場 所順天堂大学 10号館1階110号会議室
出席者和田、水野、松本、福田、加藤、小澤、西村、唐澤、西尾 (記録:水野)(敬称略,順不同)
  1. 医学物理サマーセミナー2009 準備状況報告
    • 2009年8月20日(木)‐22日(土)定山渓グランドホテル瑞苑(札幌)
    • 参加者:94名(受講者84, 講師6 ,staf:4) , 5/8受付開始; 6/9定員〆切。
  2. 医学物理講習会・放射線治療品質管理講習会準備状況報告
    • 2009年9月17日(木)9:00-16:10  国立京都国際会館
      世話人: 丸橋 晃 (京都大学原子炉実験所)
    • 品質管理講習会参加費は従来通りとする。
    • 事前受付業務を行わず、当日受付のみとするなどにより、事務委託費の削減を図る。
  3. 医学物理大学院教育分科会について
    • 分科会内規案が提示され、内容について審議した。一部を修正して原案を了承した。
    • 分科会委員について
      教育委員会委員から分科会担当委員を人選追加した。
      医学物理関連大学院コース担当者に対する、分科会協力者参加意向の問い合わせ結果が報告された。未回答の施設には、再度のメールを理事会後送付し、最終的に分科会内規により協力者を選任する。

      • 分科会の今後のスケジュール
        秋の大会で会合をもつ。諮問事項答申(案)の理事会通過後関係者に配布し、秋の大会までに意見交換を行う。基本的に医学物理大学院教育に関連する情報共有化を図り、カリキュラム、単位数などについて検討する。
      • 2010年1月までに活動報告書を委員会に提出することを申し合わせた。
  4. 医学物理学、及び、その教育に関する会長諮問への答申については、暫定的答申案を20日理事会資料として提出した。答申については、委員会内で今後も検討を続けることを確認した。
  5. 医学物理レジデントプログラムに関するIAEAガイドラインについて、我が国の現状と今後について意見交換を行った。
  6. 唐澤委員が第9回AOCMPの医学物理教育シンポジウムにおいて、大学院医学物理コース第2次アンケート結果を中心に我が国の医学物理大学院教育の現状を報告する予定である旨が報告され、了承された。
    関連して、秋の学術大会で委員会報告展示を行う方向で、大会事務局と交渉する。
  7. 全国病院における医学物理士雇用・勤務状況の実態調査について
    西尾委員より、伊丹班で、全国の病院の医学物理士の充足状況と関連事項のアンケート調査が行われる予定でその動向について紹介された。医学物理大学院教育分科会として、出口情報は重要であるので、今後、分科会関連事項としてこの調査結果に関心をもって対応することした。

  8. 秋の大会での委員会・分科会開催について
    • スケジュール調整を水野が行う。分科会と教育委員会とは別に開催する。

以上

教育委員会 2009年4月19日議事録

日 時2009年4月19日(日)8:00~10:15
場 所パシフィコ横浜会議センター423号室
出席者和田真一、松本政雄、西村克之、西尾禎治、豊福不可依、荒木不次男、小澤修一、伊藤 彬、唐澤久美子、榮 武二、丸山浩一、水野秀之、齋藤秀敏(敬称略,順不同)
  1. がんプロ大学院コースに対する医学物理教育アンケート結果報告
    • 唐澤委員より、アンケートに関する結果が報告された。教員、カリキュラムなどの整備が遅れていることが共通の認識で、卒業後の進路に対する懸念や、確認の必要な回答(学生・教員の人数等)があったこと等が報告された。
    • アンケートの公表については、そのまとめ方(グラフ化等)について、詰める必要があることが指摘された。案を作成し、委員会に諮ることとなった。
  2. 理事会報告と関連事項審議
    • がんプロ関連の分科会については設置および新委員が認められた。
      関係理事役員との情報共有化と委員会への随時参加、理事1名を顧問とし助言を得る、等が了承された。
    • 新委員加藤委員(岡山大)、榮委員(筑波大)、西尾委員(国がん東)、小澤委員(順天堂大)の4氏
      顧問丸山理事(北里大)
      関係理事役員金井会長、齋藤副会長、鬼塚理事、福田医学物理士委員会委員長、遠藤監事
    • 協力者への参加呼びかけはこれから和田委員長が行う。
    • 会長より医学物理大学院教育分科会に関連して、教育委員会に対する諮問依頼があった。それに伴う委員会予算執行も認められたので、7月までに教育委員会を開催・審議を行い答申する。
    • 分科会においては、大学院のカリキュラムだけでなく、レジデント教育も含める。
  3. 会長諮問に関する議論
    諮問事項が提示され、答申案策定に向けて相互に意見交換を行った。

  4. その他
    国際交流委員会の依頼(理事会了承)でIAEA-RCA clinical training(レジデンシー)の国内実施の可能性について教育委員会で検討を行う。小澤委員の感想をまず全体化してもらうこととなった。

以上

教育委員会 2009年3月21日議事録

日 時2009年3月21日 12:00~16:00 及び 会議後のメール審議
場 所(株)国際文献本社(高田馬場)1F会議室
出席者和田真一(委員長)、西村克之(担当理事)、唐澤久美子、松本政雄、山本 徹、水野秀之(副委員長)(敬称略)
  1. 医学物理サマーセミナー2009
    • 2009年8月20日(木)-22日(土)定山渓グランドホテル瑞苑(札幌)「丹頂」
    • 山本委員より、会場設営についてスライドを用いて説明があった。
    • 水野委員より、今年度のカリキュラムおよび講師の候補について説明された。

    講師を下記の様に決定した(候補を挙げメール会議にて決定)

    Radiological Physics and DosimetryII河内徹(千葉県がんセンター) 2コマ
    Conventional Planar Imaging東田善治(九大) 2コマ
    Digital X-Ray Imaging田中利恵(金沢大) 2コマ
    Treatment Planning舘岡邦彦(札幌医大) 2コマ
    Brachytherapy田中憲一(札幌医大) 1コマ
    Statistics橘 英伸(癌研有明病院) 1コマ
  2. 放射線品質管理講習会・医学物理講習会
    • 日程:2009年9月17日(木)AM:放射線治療品質管理講習会,PM:医学物理講習会
    • 会場:京都国際会館 日本医学物理学会第98回学術大会-前日(初日)
    • 放射線治療品質管理講習会
    ①病院での医学物理士の役割と現状について(小泉雅彦;大阪大)
    ②IGRT等の最先端治療のQA(黒岡将彦;女子医大)
    ③最適化計算の数学(木藤哲史;国立がんセンター東病院)
    ・医学物理講習会:
    ①ゼバリンによる内用療法(細野眞;近畿大)
    ②PETイメージングの新技術(北村圭司;島津製作所)
    ③粒子線治療のQA(赤城卓;兵庫県粒子線医療センター)。
  3. がんプロ医学物理大学院コース第2次アンケートについて
    現在、回収されているアンケートの集計について報告された。
    修士課程の在学学生数の記入ミスなどについて大学への問い合わせ、未回答大学への催促及び全体の集計を行う。回答:19大学、未回答5大学(4月7日現在)
  4. 教育委員会委員の増員について
    医学物理大学院教育分科会の設置に伴う、委員の増員について検討した。
    榮(筑波大)、加藤(岡山大)、西尾(国立がんセンター東)、小澤(順天堂大)の4氏を委員に追加選任し、4月16日理事会にて承認を受ける。
  5. JSMP教育委員会分科会「医学物理大学院教育分科会」の設置について
    • 1月理事会提出起案書に関連して、同分科会の活動として、医学物理大学院教育が抱える課題について情報を共有し、問題を分析し、その解決のための調査・検討のための活動を行う。年1回以上分科会委員会を開催する。これを基に分科会内規(案)を作成する。
    • 分科会委員は、教育委員会委員および協力者によって構成する(委員会規則第7条2)
      主査:松本政雄委員 (大阪大学)
      幹事:唐沢久美子委員 (補佐:小澤修一委員)(順天堂大学)
      オブザーバ:会長、副会長、鬼塚機構理事、遠藤教育委員長、福田委員長。
      丸山理事は顧問とする。
      協力者: 協力者は分科会の決議により主査が選任する(委員会規則第8条4)。分科会設立趣旨により、協力者の選任手順を次の様に申し合わせた。
      がんプロ医学物理コースの担当者に分科会への参加を呼び掛ける。増員教育委員を含む分科会にて協力者を決議し主査が選任する手順をとる。
  6. その他(国際交流委員会からの要望事項について)
    2月7日の国際交流委員会(放医研)について報告された。IAEA-RCAプロジェクトの医学物理臨床訓練(レジデント)プログラムへの参加について。教育委員会大学院教育分科会の扱う課題として当面、臨床訓練(レジデント)プログラムについても含めるべきとの意見により、教育委員会としてもこの件の検討を行うことで、意見交換が行われた。大阪大学病院には医学物理室がつくられ物理スタッフが充実してきている。順天堂大学ではCAMPEP認定レジデントプログラムを終えた人材が揃いつつある。問題点は、レジデント(2年)プログラムを受ける者の金銭的保証の財源。
    実施する場合の学会、委員会、国際機関(IAEA,AFOMP)などの組織的取組の形態について、具体的提案を示すことが出来る様に準備する。
    教育委員会にてレジデントプログラムの実施について検討することが理事会にて承認。

以上

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