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Japan Society of Medical Physics

患者の医療被ばくにおける放射線防護


 患者の医療被ばくが他の被ばくと最も異なる点は、被ばくが臨床上の必要により与えられることです。つまり、患者の利益のために計画された被ばくであって、他の被ばくで適用される線量限度*を適用することにより、臨床上必要な診断、治療を制限する可能性があります。このため、患者の医療被ばくでは「正当化」と「防護の最適化」に重点が置かれます。

*:ICRPが勧告する放射線防護の原則の一つ。職業被ばく、公衆被ばくの計画被ばく状況で適用されます。「規制された線源のいかなる個人の総線量は、ICRP委員会が示す線量限度を超えるべきではない。」という原則です。
国内法令ではICRPの線量限度値に基本的に従っていますが、女性の職業被ばくについて、定められた3ヶ月において5 mSvという独自の線量限度もあります。

1. 正当化


2. 防護の最適化


3. DRLで用いられる線量の種類


4. CTDI(CT Dose Index), DLP (Dose Length Product)