第112回日本医学物理学会学術大会

 
 

市民公開講座

2016 年 日本医学物理学会 市民公開講座
「今こそ知っておきたい、がんの放射線治療の最前線」

 2016年9月9, 10日に,日本医学物理学会学術大会が琉球大学医学部主管のもと,沖縄コンベンションセンターで開催されます。学術大会の開催に合わせ,下記の通り市民公開講座を企画しました。

 日本人の二人に一人が“がん”にかかり,三人に一人が“がん”で亡くなると言われています。手術療法・化学療法(抗がん剤)・放射線療法が,がんの 3 大療法と呼ばれています。その中でも、放射線療法(放射線治療)は、切らずにやさしく、患者への負担を減らすことが可能ながん治療法であり、大きな期待を受けています。放射線治療はこれまで,臨床医学と科学技術の発展とともに劇的に進化してきました。
 本市民公開講座では、放射線治療の第一線で活躍される放射線治療医と医学物理士の 4 名の先生を講師にお招きし,多くの市民の皆様に最先端技術を駆使したがんの放射線治療の最前線とこれからの展望を知っていただき,がん治療は決して怖いものではないことを知っていただく機会になればと考えております。(入場無料)

日時:
2016年9月10 日(土) 13:30~15:40
場所:
沖縄コンベンションセンター/会議棟 B/B2 会議室(200名収容可能)
〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜 4-3-1
ポスター
市民公開講座プログラム
  • 13:30~13:35 開催挨拶 一般社団法人日本医学物理学会 会長 齋藤 秀敏
  • 13:35~14:00 琉球大学医学部附属病院 放射線科・准教授 戸板 孝文 先生
    「怖くない,子宮頸がんの放射線治療」
  • 14:00~14:25 社会医療法人敬愛会中頭病院・放射線治療部長 河島 光彦 先生
    「最新のエックス線治療技術;強度変調放射線治療とは」
  • 14:25~14:50 九州国際重粒子線がん治療センター・センター長 塩山 善之 先生
    「切らずに治す重粒子線がん治療」
  • 14:50~15:15 KIN 放射線治療・健診クリニック 放射線科 桑江 常和 先生
    「放射線治療と医学物理が果たす役割」
  • 15:15~15:35 総合討論
  • 15:35~15:40 閉会挨拶 一般財団法人日本医学物理士会 代表理事 福士 政広
主催:
一般社団法人日本医学物理学会
共催:
一般財団法人日本医学物理士会・琉球大学医学部附属病院がんセンター